旅行業務取扱管理者の資格取得は転職に有利?

旅行業務取扱管理者は、旅行代理店のような旅行業を取り扱う店舗における責任者です。
必ず1人以上、従業員が10人以上の店舗では2人以上資格を持つ人がいなくてはなりません。
パッケージツアーのパンフレットを見ると、店舗や営業所の名前と責任者名が載せられているはずです。
この資格には国内旅行だけを取り扱うことができる「国内旅行業務取扱管理者」と、国内旅行と海外旅行の両方を取り扱える「総合旅行業務取扱管理者」の2種類があります。
営業所が国内と海外、どちらの旅行も扱っている場合は総合旅行業務取扱管理者がいなくてはならないと決まっています。

最近は海外へ行く人が多く、旅行代理店も両方扱っていることが多くなりました。
そのため、より有利になるのは両方持っていることでしょう。
訪日外国人観光客が年々多くなり、2020年の東京オリンピックも視野に入れると旅行関係は必要性が高まると考えられます。
旅行へ行くのは日本人だけでなく、日本に住んでいる外国人も同様です。来日した外国人観光客が、日本国内を見て回りたいと旅行代理店を訪れる可能性もあります。

また、この資格は通訳案内士の資格とも関連があることを知っておくと良いです。
旅行業務取扱管理者の資格を持っていれば、通訳案内士の試験を受ける場合に科目の一部が免除されます。
そのため、仕事の幅を広げたい人にとっておすすめの資格と言えます。旅行業界に興味を持っている人の転職活動に、有利な資格でしょう。
資格を持っていることで、旅行業界の仕事内容への理解があることが伝わると考えられます。
合格率が低い試験であることも事実で、特に総合旅行業務取扱管理者は国内だけに比べて難しい試験です。

さらに英語など語学力もあれば、アピールしやすくなります。
言うまでもないことですが、転職活動を行うなら1つの資格よりも関連する資格や経験が他にもあると有利。
持っていなくても、今度スキルアップをはかろうとしている熱意を伝えることがアピールになります。

旅行業務取扱管理者の試験は独学でも大丈夫?

旅行業務取扱管理者の資格試験は、国内と総合のどちらも年に1回実施されている国家試験です。
最近の合格率を平均してみると国内旅行業務取扱管理者は約34%、総合旅行業務取扱管理者は約29%。
やはり難しいことが分かります。試験は男性も女性も、性別に関係なく受けることができます。
女性であっても旅行業界に詳しかったり、旅行業界に何らかの接点があったなど仕事内容を知っていると勉強しやすいでしょう。

試験勉強をするうえで気がかりなのは、独学でも合格できるかという点です。
人それぞれなので、独学で合格している人もいます。
どうしても旅行業界に転職したいのなら、集中して学習できるのではないでしょうか。
それでも、中には学習のコツがつかめないという人もいるはずです。
ポイントをしっかり押さえて、効率良く勉強を進めたい人もいます。転職を視野に入れているのなら、少しでも時間を短縮したくなります。
その場合は通信講座で学習したり、資格試験のための学校に通ってみるのはいかがですか。

転職活動は現在の仕事と並行して行うため、何かと大変なことが多いのが現実。
独学でも通信教育を使う人も、通勤時間などを上手に使って予習復習をするようにしてください。
繰り返し学習することで記憶として定着するため、わずかな時間も大切に使うと良いです。
覚えたら終わりではなく、実際に仕事に就いてからも必要な知識だと思えばやる気が出てくるのではないでしょうか。

合格率だけを見て躊躇せず、入りたい業界であることを優先的に考えて取り組んでみてください。
一番良い方法は、自分に負担がかからない方法です。途中で断念しないためにも、試験日まで余裕のあるスケジュールを組むと良いです。